[PREDAWN] 13.3g INTERVIEW

バンド結成1年半にして着実にその名を広げ快進撃を続けている大阪発”13.3g”のいつもとは少し違う様子???のインタビューをお届け!スタッフがインタビュアーとなり終始和やかな雰囲気と思いきや、深~い内容も!それではどうぞ!

――今回13.3gインタビューという事で、それぞれ自己紹介をお願いします。普通の自己紹介はいりません!

輪田拓馬(Dr):”13.3g”のドラムの輪田拓馬です…

藤丸将太(Vo, Pf, Gt):ボーカル、将太です…

藤原聖樹(Ba):筋肉大好き、脳筋ベーシスト藤原聖樹で~す!

奥野”ロビン”領太(Gt):13.3gクールビューティー担当ロビンです、ありがとうございます!

――そういうのです、いただきました!(笑) 今回は自主イベント“celebrity vol.3”開催直後のインタビューという事でテンション高めにいつもとはちょっと違う雰囲気でインタビューを行っていきます。どうやらもうすぐ新曲が出るみたいで。

ロビン: はい、そうですね、新曲「キライダー」が。

輪田:5枚目のシングルですね。

――おぉ~突っ走ってますね~。「キライダー」の制作秘話について、それぞれレコーディングをした上で「自分のパート、今回はいつもとここが違う」、「こういうとこが難しかった、良かった」、「新しいチャレンジがあった」みたいな部分はありますか?

輪田: 今回は“荒さ”ですかね。何て言うか13.3gは繊細なイメージ、ハイハットとか特にそういう金物類とかのアプローチをすごく繊細に、綺麗にするベクトルの方が多かったんですけど、今回は逆にそれを意図的に汚していくようにしていくみたいな。

――繊細なタッチというより“俺の”爆裂ドラムを聴いて欲しいという事ですね。最初にドラム鳴ってますしね。(笑) ではベースの藤原君、あ、ごめんなさい。筋肉モリモリ藤原さんお願いします!

藤原:お願いします! 実は僕がベースを弾き始めてから初めてのピック弾きのデビューでして。今までは音源もライブも全部指弾きのベース人生でやってきて、まさしく初です。そして結構歪ませているので男らしいゴリゴリサウンドです!

――ピック弾きは実際やってみてどうでした?

藤原:めちゃくちゃ楽しいんですけれども、慣れるまで時間がかかるというか、余計な力が入って腕がパンパンになってしまったりとか、相当練習しましたね。

――やっぱりベースの指弾きで使う筋肉とピック弾きで使う筋肉は違うんですか?

藤原:全然違います。(笑)

ロビン:ヤバい!わからない!マニアック!(笑)

――ちなみに、今ベースをやってる子たちに対してのアドバイスをいただきたいのですが、ピック弾きと指弾きどちらを先にやったら良いとかありますか?

藤原:僕的には両方した方がいいかなと思います。指弾きから始めたベース人生でしたが、ピック弾きをやることで面白さも増えたし、スキルアップと表現の幅が広がりましたね。

――リズム隊の二人は“荒々しさ”の表現はいかがでしたか。

輪田:荒々しくアプローチしているのですが、ステージ上でのベースとの組み合わせみたいな所は、割とタイトな16分音符みたいなのをイメージしてて。それがキチッとハマって、そこを荒々しい音色とか立ち上がりでアプローチしている感覚はありますね。そこをルーズにしちゃうと、どうしてもノリは出なくて。ドラム的にはそこを押さえておかないと、ただ荒立てちゃうみたいな。

藤原:ストレートな楽曲なので、ステージではロック魂が出ちゃいましたね。それでも繊細には弾かないといけないのすが、生で合わせるとどうしても感情を抑えるのが難しいですね。初のチャレンジ、ピック弾きに注目してもらいたいのと、それよりもまず俺を見てくれ!そして俺の腕の筋肉を見てくれ!の気持ちでやってます。(笑)

輪田:筋肉が先かい!ちゃんとしてくれ。(笑)

――ギターのアプローチは他の楽曲と違う部分はありましたか?

ロビン:13.3gの楽曲は結構ギターのリフレインが特徴的で、僕もそこは意識していて。今回も変わらずこだわってはいるんですけど、楽曲通してギターのフレーズも休む所があまり少ないというか、攻めた音数の多いフレーズで、終始攻めているベースの感覚と一緒ですかね。メロウで13.3g節が炸裂していて勢いがあるのだけれども、より洗練された曲になったと思います。

――それでは将太さんはいかがですか?

将太:「キライダー」は言葉数が多くて畳み掛ける様に歌うメロディーだなという感じではあるんですけど、それも自分の中で新しい挑戦で、歌詞も面白い特徴的な歌詞に仕上がりましたし、お気に入りです。

――今回は歌い方にも変化がある様に思いますが。

将太:そうですね。新しい歌の表現方法というものは自分の中でありました。例えば強烈なワード「なんじゃこりゃ」とか「次から次へと」の和メロっぽい部分とか。クセのある流れるような歌い方だったりというのは取り入れてみようかなっていうのはありました。

――「キライダー」というタイトルも面白いですが、まさかこれは実体験ですか?

将太:違います(笑) でも、どうしても僕の中でイメージしてしまう女性像といいますか、これまでの作詞でもそういう空想の女性を基にしてたりするんですが、今までもずっとその女性像にすがってきたからこそ、思い入れといいますか、それをスパッと切れるわけでもなく…。言葉にすると気持ち悪いですね(笑) こういう女性像に対しての自分の男性像っていうのを今までと違う切り口で、また違う男女の関係性を表現してみました。

――将太くんはピュアですねぇ…(笑) 13.3gのMVは楽曲と同じで毎回違う一面を見せていると思いますが、今回の撮影はここ頑張ったみたいなところは、どういう部分でしょうか。

将太:猛暑の中では走り回ってはいましたが、キライダーのMVを通して一皮剥けられたのかなっていうのはありますね。歌い方でも言ったんですけど、表現者として次は映像で動く“自分”を客観的に色々とイメージして取り組んでみてMV撮影を重ねていく毎に進展というか、進化した部分を今回は特に出せたのかなと。

――将太くんは真面目ですねぇ…(笑)

将太:そのくだり(笑)

――ちなみにロビンさん、怪我しかけてましたけど大丈夫ですか?

ロビン:大丈夫です(笑) 最後の最後にちょっと力が入っちゃって!

全員:(笑)

――違った切り口の質問ですが、13.3gのファッション「LIVE」、「アーティスト写真」などそれぞれ個性的な服を着ていますが、みんなどのような系統の服が好みですか?

藤原:普段着はストリート寄りの物が多いって感じです。でもLIVEの時は、柄シャツであったり古着であったりとか、ヴィンテージな感じもミックスしてステージに出ています。

輪田:やっぱりグランジとか結構そういう感じの服が好きなんで、後は元々パンクも聴いてきたので。最近ではその要素も入った感じとか。ステージでは一目でわかるようなトリッキーなものを着ています。

将太:ステージでは割と鮮やかな色が多いですが、普段着はカジュアルであまり派手ではない落ち着いたトーンの服が好きですね。あとダボっとしたズボンとか。

ロビン:自分のファッションは、ジャージに古着系のシャツとかをミックスさせるっていうのが最近は好きです。あと靴も好きでスニーカーとかたくさん持っています。

――なるほど、では自分がデートするなら、女の子にこういう服を着て欲しいっていうのはあったりするんですか?(笑)

輪田:好きなのは古着とかのがっつり色褪せたバンドTシャツをジーパンにインしてシンプルな、どっちかと言えばボーイッシュな格好がいいです。

将太:マスタードと黄色の間くらいのロング丈のスカートにいい感じのお洒落な白シャツですね。

――めちゃめちゃ明確に決まっている!!!(笑)

ロビン:僕はスカートより絶対パンツがいいんですよ。好きなのはワントーンとかで黒。でノースリーブ。あとは黒のフレアパンツとか綺麗めなファッション。

藤原:僕もノースリーブ好きですね。どちらかと言えばパンツ派です。セクシーなのが好きです(笑)

輪田:藤原だけ、なんか気持ち悪いです。

全員:(笑)

――“celebrity”を3回やってきて、次の4回目の意気込みを教えてください。

将太:回数重ねてきたので、それこそもう最後の4回目は今までの成長とかもしっかり見せていけたらなって思います。全部楽しかったんですけど、やっぱ最後なのでより楽しく、これまでを超えていきたいですね。

ロビン:僕も最後っていうので、なんかいつもよりも気合が入って更に良いものを届けたいなっていう気持ちがあります。Vol.4も仕上げていけたらと思います!

輪田:ここまでに積んできたものをナチュラルに表現した結果、ここがやっぱ集大成だったなって思われるようなライブがしたいですね。

藤原:“celebrity”が、次の”ステップアップになるような1日に。ターニングポイントとしては一旦終わるけど、でもまだまだ13.3gは、どんどんもっと面白いことをしていくぞ!超えた自分たちを見せていくぞっ!という気持ちです。

――ちなみに、13.3gのリーダーや役割はどうなっていますか。リーダーは藤原さんですか。

藤原:そうですね。

輪田:13.3gはなんか上手いこと各部門でのリーダーがいるような感じがしてます。総合リーダーみたいなのは藤原ですね。

ロビン:クリエイティブな部分は将太と輪田で。

輪田:僕はアンサンブルの面で、曲の完成をこういう風に持っていきたいとか、出来上がったものに対してのさらに洗練したものを提示してますね。

――確かに最終的にはヒデヲさんとリンちゃんがアレンジ面でよくディスカッションしてますね。

輪田:そうですね、一番イメージ持って伝えることが多いかもしれないです。

――ロビンはどうですか?

ロビン:僕はSNSとかに載せる動画とかを作ってますね。

――理数系ですからね。

輪田:ロビンは立ち位置的には13.3gの頭脳ですね。何か瞬時に色々な意味での計算ができて、一番いいものを出すっていう感じです。

――ではその流れでプロデューサーであり、レーベルのボスであるヒデヲさんは、みんなにとって?(笑)

藤原:師匠です!

――ベーシストの大先輩ですからね

輪田:僕が思い描く理想の男性像と理想のミュージシャンの最終形態みたいな。こうかっこよくあるべきっていう全てを教えてくれる!

ロビン:すごく刺激をくれる人。楽曲の面とかプライベートでも色々と常に新しい話や知識をいただいて脳が刺激される感じです!

将太:神です(笑) 僕にとっては超えられない人だけど、それでも超えたいみたいな!

――みなさん後からいい思いしようとしてませんか?(笑)

全員:(笑)

――それでは最後に。13.3gを応援してくれているファンは皆さんにとってどういった存在でしょうか。

輪田:自分のこれが面白いなと思ったものを理解して共有してくれる同士みたいな。自分達がクリエイトしたものを一番理解してくれる人たちが自然と集まったという感覚です。一緒に登りつめていきたいし、みんなで一緒に行こうぜと思っています。

ロビン:僕も輪田と一緒の感覚ではありますが、僕らが落ち込んでたり悩んでいる時に支えてもらってる存在だし、逆にみんなが落ち込んでる時に支えてあげられるのが僕らの音楽であったらいいなって思います。恋人の様な持ちつ持たれつの関係ですね。

藤原:13.3gの音楽に救われてますとか、13.3gを励みに頑張っていますという様な声もちゃんと届いています。そういう声を聞いたりとかするのが僕にとっても支えとなり、僕のエネルギーとなっていますね。

将太:“家族”みたいな存在です。とても大切。やっぱり支えになる部分っていうのがお互いにたくさんあるのかなっていう。家族がいないと自分もいない様に、聴いてくれる見てくれるみんながいて、音楽をできてる自分がいて。存在できている。ありがとうございます。

――おかしいな、そんな良い事を言わせるようなインタビューにするはずじゃなかったんですけど(笑)

輪田:藤原にとってはきっと全てタンパク質なんじゃないですかね!

全員:(笑)


LIVE SCHEDULE

“13.3g” 東京•大阪で初のワンマンライブが決定!
ONE-MAN LIVE “celebrity crush”
◆2022年12月10日(土) 東京•下北沢CLUB251 ◆2023年2月11日(土) 大阪•心斎橋VARON
開場18:00/開演18:30 前売¥3000+D/当日¥3800+D
●チケット
13.3gライブ会場(10/9〜)
東京e+(11/1〜) 大阪e+(12/1〜)


https://13-3g.com/

https://twitter.com/13_3g_official

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