「4月」“440 presents uchuu in the four forty”の仲間たち。今、この時、この季節を思いのまま綴ってくれます。

“440 presents uchuu in the four forty”の仲間たち。今、この時、この季節を思いのまま綴ってくれます。

ぷかぷかな樽に乗って

桜が咲いて、春がやってくる。
森の奥、沢山の命が目を覚ますことを考えると心が躍る。彼らはどんな夢を見ていたのか。
もしかしたら冬眠なんて飽きて冬の空を眺めてたりして。僕も来世は冬眠出来るようになりたいです。

さて、僕たちはせわしない時期になってきます。
友人がここから離れて、旧友が家族を連れて帰ってくる。互いを讃え合うつもりがすれ違ってしまったり、人間界は難しい。

僕は嬉しいことに忙しく楽しい日々が続いています。
そんな目まぐるしい生活の中で僕は一つの言葉に辿り着きました。
それは『ぷかぷか』です。
流れのない湖の上を『ぷかぷか』。
優しい日差しと心地良い風を浴びて『ぷかぷか』。
もう僕は洗濯物を干して置き手紙もして、ぷかぷか浮かぶ樽に乗ってゆっくり冒険に行くのです。

樽もバケツも思い出も夢も皆僕らを運ぶ船。
僕たちはどこまでも行かねばならない。

船で一つ頭をよぎったのは
石牟礼道子さん詩。
坂口恭平さん作曲。
『海底の修羅』という大好きな曲についてです。

この歌は凄く優しくて、でも逞しい強さがあって心の支えになっている曲です。僕たちは巡り合い、自分たちで帆を張って進まなければいけない。

僕も『巡航船』という大切な曲があります。

大切な人を忘れないように、貰ったものをきちんと紡げるように頭の整理が何もできない時に出てきた言葉には、大切な人を運んでくれる『船』がある。先に出港した船はいつかまた巡航船の如く帰ってくる。そのときまた会おう。

混沌が混沌を生んで難しいことが多いですが、
僕たちはぷかぷかな樽に乗って乗り切ります。

そして4月29日に、下北沢440/CLUB251/BAR?CCO の3会場でサーキットに出演します。本当に楽しみ。

ずっと聴いてたゆうさりさんも出演されていて僕はもう今から楽しみです。嬉しい。

PS.3月に行った韓国の写真を載せておきます。

小林義裕

2021年より都内を中心に活動している。主にガットギターで弾き語りを行い2023年3月よりバンド形態の晩年を始動。

https://twitter.com/cab____16g
https://www.instagram.com/yoshi4050

告知

弾き語り
4/29(月・祝) 下北沢440/CLUB251/BAR?CCO
3会場往来イベントに出演します。
たくさん素敵な方も出てて楽しみです。

僕が組んでるバンド「晩年」企画
三鷹おんがくのじかん
「溢れたひかり」が開始しています。
5月19日開催予定。
出演/after20時、木本周磨

弾き語りも新曲揃えて沢山のところに行けたらと思います。宜しくお願いします。


美咲ミサ
玉手初美
小林義裕
宮野かえで
笹平綾佳
のざわゆめか

Next Event

2023年4月2日(火)
440 presents uchuu in the four forty

出演:玉手初美/つじりお/小松夏恋withおすず/谷端奏人(バンドセット)
TICKET:Livepocket

440レギュラーイベント、出演者募集中! こちらから

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